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国立国語研究所で研究をしているオランダのライデン大学言語学部助教授であるティム・ラメリスティム・ラメリスの研究に協力

執筆者の写真: 川西ケンジ川西ケンジ

株式会社 PUTZ Network プツ・ネットワーク
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国立国語研究所で研究をしているオランダのライデン大学言語学部助教授であるティム・ラメリスティム・ラメリス様は、令和6年(2024年)頃に同年の2月20まで日本の言語多様性に関する研究の一環として、オンライン研究に参加してくださる日本語・ポルトガル語のバイリンガル話者を対象に日本語とポルトガル語の能力を測定する3つのタスク(聞くタスク、話すタスク、聞いて話すタスク)を行い、言語背景に関するアンケートを記入する研究を行い、おもしろい結果に辿り着けました。


正直に言うと参加者として協力した私は、「この人、何をしたい?」という思いで終わっていました。「こんなもので何が分かる?」と不信な思いでしたが結果を見ると納得する内容でした。




株式会社 PUTZ Network プツ・ネットワーク
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日本語とポルトガル語の能力を測定する3つのタスク(聞くタスク、話すタスク、聞いて話すタスク)とはいうものの、日本語やポルトガル語の言葉自体がほとんどない訳の分からないテストみたいなものでした。参加者の思いに加え、バイリンガルを職業のツールとして使っている身として「これは、意味がないだろう!?」と強く思うテストでしたが、やはり、自分の分からない分野で理解しようとしたこと自体が愚かでした。



最近になって、昨年行われた、日本語・ポルトガル語の研究の研究結果がでたというメールが届き、共有された一部の研究結果をみてビックリしました。


一部とはいえ、「訳の分からないテストからこんな事がわかるんだ!?」と深く反省したと共に「なるほどね!」と、「確かに!」と、「あああ。そういう事は、深くかんがえた事がなかったなあ!?」と、言語に関す理解が改められと痛感しました。


下図は、その一部の研究結果です。


株式会社 PUTZ Network プツ・ネットワーク
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当時の研究目的は、バイリンガル話者が話しているときに2つの言語がお互いにどのような影響を及ぼすかを明らかにすることだったそうです。

 

参加者のおかげで得られたデータで、バイリンガリズムの知識を深めることもでき、日本における言語的多様性を明瞭化することが出来たと言います。詳しい研究結果は、今年中に学術誌(Academic Journal)に発表される予定だそうです。


お誘いは、知り合いから「こういうのがあるよ!?」的な感じでした。正直に言うとチラシから内容から詐欺の可能性を第一に疑いました。報酬もあるという事で、個人情報を得るための詐欺かもと恐れながら、やり始めるのに実に1週間以上かかりました。インターネット上で情報を調べたり、関係機関に電話で確認を取ったりと、仕事上で人(外国籍住民)の問題を解決したり、詐欺にやられない様に指導したりする立場なので、自分がやられたら顔が立たないとかなり慎重に進めました。「これは、大丈夫!?」と確信するまで時間がかかりましたが何とか協力する事が出来ました。


こういう様な内容に通常ならば興味を持つことがありません。しかし、結果を見て非常に興味深く思い、知識を高めたいと思います。日々の活動に活かせるのであれば幸いです。


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